最近、また注目を集めてる言語のCOBOLについて書きたいと思います。_〆(。。)
COBOLとは
1959年に開発された古くからあるプログラミング言語です。
事務処理に最適な言語として開発され、国際的な標準化がおこなわれているプログラミング言語でもあります。
現在、COBOL技術者は非常に少なく、その人材は貴重な技術者でもあるのです。
COBOLが開発される以前、事務処理を行うコンピューターの言語は、機器を開発するメーカーによって異なっていました。
この自体を受けてアメリカ国防省が共通言語として提案し、開発されたのがプログラミング言語のCOBOLです。
COBOLのソースは、英語に近い記述コードでプログラミングすることができ、その他のプログラミング言語よりも比較的“読みやすい”ことも特徴の一つです。
COBOLは少しずつ拡張を続けており、COBOLのソースコードをC言語に変換するコンパイラ「OpenCOBOL」も登場しています。
NYで今
「COBOLプログラマーの皆さん、今がチャンスです」。
米ニュージャージー州のマーフィー知事が記者会見でそう訴え、同州の求人に応募するようベテラン技術者に呼び掛けた。
「絶滅しかけたコンピュータ言語」(New York Times)とさえ呼ばれる。
それが今、突如として脚光を浴びるようになった発端は、やはり新型コロナウイルスだった。
COBOLの未来
COBOLは歴史のあるプログラミング言語ですが、現在ではさまざまな使い勝手の良い言語が登場していいます。
多くの入門者は記述がより簡単なウェブ系の言語やJava・Pythonなどの人気の高い言語を選択します。
エンジニア未経験であえてCOBOLから入門しようとする人は少ないと言えるでしょう。
また、COBOLを教えているスクール自体も非常に少ないです。
そのため、COBOLを扱える現役のエンジニアは減少の一途をたどっていますが、規模の大きな金融系システムや基幹システムではCOBOLのシステムが現役で稼働しているため、まだまだ淘汰されるプログラミング言語ではないと言えます。
COBOLエンジニアの減少により、採用している企業にとっては大きな人手不足に陥っているのが現状です。
しかし、安定して働きたいならあえてCOBOLのスキルを覚えておくことも選択肢の1つとして検討しても良いでしょう。🤔